アシストみやぎ協同組合では、これまでベトナムからの技能実習生を中心に受け入れを行ってきました。ひとりひとりと向き合う中で、外国人技能実習制度が持つ力――技術の移転と、人と人のつながり――を改めて感じています。

そして今、私たちは新たな一歩を踏み出しています。インドネシアとスリランカの送り出し機関と協定締結に向けた準備を進めており、両国からの人材受け入れをまもなく開始する予定です。

今回のコラムでは、「なぜインドネシアとスリランカなのか」、そして「それぞれの国の人たちはどんな人たちなのか」をご紹介します。

インドネシア――2億7,000万人の大国が生む、温かくまじめな働き手

インドネシアは東南アジア最大の国で、人口は約2億7,000万人(世界第4位)。赤道をまたぐ1万以上の島々から成り立ち、多様な民族・文化・言語が共存する国です。首都ジャカルタを擁するジャワ島をはじめ、バリ島、スマトラ島など、日本でも名前を聞いたことのある島が多いのではないでしょうか。

勤勉さと誠実さが光る

インドネシアの人々の大きな特徴のひとつが、「礼儀正しさ」と「誠実さ」です。上下関係を重んじる文化が根付いており、年長者や指導者への敬意を自然に示します。日本の職場文化とも親和性が高く、指示をしっかり守り、コツコツと仕事に取り組む姿勢が評価されています。

技能実習生として来日するインドネシア人の多くは、日本語の勉強を含む厳しい事前教育を経てきた人たちです。「日本で技術を学びたい」という強い意欲を持って来日するため、習得スピードも早く、定着率の高さにもつながっています。

日本との縁は深い

実は、インドネシアと日本のつながりはかなり歴史があります。1980年代から技術協力や人材交流が積み重ねられており、日系企業もインドネシア国内に多数進出しています。「日本のものづくり」へのリスペクトが文化的に根付いているため、技能実習制度の趣旨をよく理解し、前向きに取り組んでくれる人材が多いのも特徴です。

多様な職種への適応力

製造業・建設業・農業・介護など、幅広い職種に対応できる人材が揃っているのもインドネシアの強みです。手先の器用さを必要とする作業や、体力を要する現場作業にも対応でき、宮城県内の中小企業さまが必要とする人材像とマッチしやすいと感じています。

スリランカ――小さな島国が育てた、高い教育水準と誠実な人材

スリランカはインド洋に浮かぶ小さな島国で、人口は約2,200万人。国土の大きさは北海道よりひとまわり小さいほどですが、識字率は約92%と非常に高く、教育水準の高さでは南アジア随一と言われています。古くから「インド洋の真珠」と呼ばれてきた美しい国です。

真面目で吸収力が高い

スリランカの人たちに仕事を教えると、「覚えが早い」「素直に取り組む」と評価する受け入れ企業が多いです。教育熱心な家庭が多く、学ぶことへの意欲が自然と身についています。また、英語教育が普及しているため、語学力の高さが日本語習得にも活き、コミュニケーション面でも安心です。

家族を大切にする国民性

スリランカの人々は、家族との絆を非常に大切にしています。「家族のために頑張りたい」という気持ちが仕事への原動力となるケースが多く、責任感の強さにつながっています。離職率の低さや、職場での粘り強さとして表れることもあり、受け入れ企業からも「しっかり続けてくれる」という声をよく聞きます。

仏教文化と日本との親和性

スリランカは仏教国(上座部仏教)であり、「おもいやり」「謙虚さ」「感謝の心」といった価値観を大切にする文化があります。日本人が大切にしている精神性と重なる部分が多く、職場での人間関係もスムーズになりやすいと感じています。

ベトナム・インドネシア・スリランカ――それぞれの個性を生かして

現在、ベトナムからの技能実習生についても受け入れに向けた準備を進めており、まもなく迎える予定です。ベトナム・インドネシア・スリランカの3カ国体制が整うことで、受け入れ企業さまのニーズや職種に合わせて、より最適な人材をご提案できるようになります。

大切なのは、「どこの国から来たか」ではなく、「ひとりの人間として、どう一緒に働けるか」だと私たちは考えています。アシストみやぎ協同組合は、受け入れ企業さまと実習生、そして双方の家族を見守りながら、ともに歩んでいきます。

インドネシア・スリランカからの受け入れに関心のある企業さまは、ぜひお気軽にご相談ください。ご相談は完全無料です。